不動産売買の時の注意点

不動産売買の時に注意して欲しいポイントとは

不動産の売買は、人生の中で最も大きな契約になります。その為、万が一でも失敗できない契約だといえます。しかし、一般的な方でしたら、人生の中でそう何度も不動産売買を経験しませんので、どのようなポイントに注意したらよいかわからないと思います。
そこでこちらでは、不動産売買において注意しなければいけないポイントをご紹介します。

不動産を売却する時には

不動産を売却する時には、その不動産の売却金額を設定する必要があります。簡単に相場を確認するには国土交通省が製作している土地総合情報システムで調べる事も可能ですが、できれば複数の不動産会社に見積もりを依頼して下さい。
不動産会社によっては買取り金額が全然異なりますので必ず複数に依頼してください。全ての不動産会社に依頼するのはとても時間も労力もかかりますので、一般的には簡易査定サイトである程度の金額を把握すると何社かに絞りやすいと思います。
その上で訪問査定を受け、実際に買取りしてくれる金額を提示してくれた中で、最も信頼でき、高い査定額を提示してくれた不動産会社との交渉に入ります。

不動産の売却は慎重に

不動産の売却は慎重に行うようにしてください。不動産の売却にはとても大きなお金が動く事になります。
そのため解約しなければいけなくなった時には高い違約金を支払わなければいけません。違約金は契約内容によっても異なりますが、不動産の売買代金の10パーセントから20パーセントになっております。
2000万円の不動産でしたら、200万円から400万円もかかってしまう事になります。

覚えておきたい瑕疵担保責任

瑕疵担保責任とは、不動産の売却が済んだ後に、飼い主からシロアリの被害にあっていたと告げられたり、雨漏りが酷いなどの苦情を言われた際に追わなければいけない責任です。
つまり、事前に説明していない部分に不具合があった場合に、この責任を負わなければならず、損害賠償を求められるようになってしまうと言う事です。
瑕疵が重要な過失だった場合には、売買契約の解除を求められる可能性もあります。売買契約の場合には、瑕疵担保責任を負うかどうかや、負うとしたらどれくらいの期間なのかなど契約書で確認できます。
また、事前には売り主も分からなかったけど、買主が住んでから発覚したような不具合に関しては、瑕疵担保期間内であれば売主が修繕をすることとなります。
こういったトラブルが起こらないようになるべく把握している不具合は事前にしっかりと説明しておく事が重要になります。