利回りを考慮した不動産経営

不動産投資を成功させるために

2017年の3月現在、金利がとても低い為、銀行にお金を預けていてもお金を増やす事は難しくなっております。
そこで、銀行でお金を寝かせておくのではなく、積極的に投資などによって資産を増やそうという動きが出ているのです。
そんな方の中でも特に注目されているのが不動産投資です。

不動産投資を成功させるためには

不動産の投資によって資産を増やそうとするのであれば、確実に利益のでるであろう不動産に投資する必要があります。
そのためには、不動産の利回りについての知識は必須です。もし、しっかりと利回りについての知識がない状況で不動産投資を行ってしまったら、カモにされてしまい大きな損失を出してしまう可能性があります。
1円でも多くの利益を出したいのであれば、利回りについての知識は必須になります。

物件の優劣を把握する

利回りとは、基本的にある決められた期間でどれだけ利益が見込めるかの指標です。
不動産に対してどれだけ支出して、どれだけ回収できるのかは投資をする上で最も重要になります。

利回りには表面利回りと実質利回りとがあり、大まかに収益力を把握するなら表面利回りを使用して、より正確な利回りを知りたいという方の場合には、実質利回りを参考にする必要があります。
表面利回りは、年間収入を購入価格で割った値になります。ある程度の予想がつくために不動産に投資する際の参考になります。
これに対して実質利回りは、家賃収入などから支払わなければいけない固定資産税や火災保険料、賃貸管理費、建物管理費、修繕積立金の他に、不動産会社に支払う費用などを引いた純粋な金額を購入費用で割った数値になります。
管理費やその他のランニングコストも引いて計算しますのでより正確な数値で判断する事が出来ます。

空き室物件の利回り

空き室物件の場合には、現在、利益が発生しておりませんので、あくまで想定の家賃になります。その場合には、家賃を近隣エリアの相場と比較した上で決定する事が重要になります。
仮に不動産会社が提示している家賃が周辺相場よりも高い場合には、実際に投資した後に利率は下がる事になります。また、その物件に長く住んでいる方がいるような場合には、住み始めた、まだ綺麗な状態の不動産価値を元に算出されている可能性がありますので同じく注意が必要になります。
冷静な目で判断する事はもちろんのこと、色々な不動産をチェックして、不動産の優劣を見分ける目を養う事が重要になります。