年収との兼ね合いを見ながら返済額を決める

住宅ローンの金額設定は適切な返済額を

憧れのマイホームを購入する場合には、一括での購入は難しく90パーセント以上の方が住宅ローンを利用してマイホームを手に入れています。
ローンを組めば貯金では買えないような家も購入する事ができますので、理想の住まいを手に入れる事が出来るようになります。
しかし、お金を借りる金額も無限ではありません。銀行も返済が可能と思われる金額しか貸してくれませんし、限界まで借りてしまうと返済がとても苦しくローン地獄に陥ってしまう可能性もあります。

借入限度額は返済可能金額とは全く違う

住宅ローンを借りて家を建てた人100人の中でローン破綻する方は1人弱といったデータがあります。
そのため、しっかりと身の丈にあった金額を借りるように注意する必要があります。
その際に重要になっているのが借入限度額と返済可能金額です。借入限度額は銀行から借りる事ができるマックスの金額です。
住宅ローンを申し込んだ年齢、返済負担率、担保評価だけでなく、年収や勤続年数、家族構成、他に借りている金額の有無などによって貸してくれる金額が上下します。
これに対して返済可能金額とは、これから住宅ローンを利用するにあたって、毎月の支払いを無理なくでき、返済においてストレスを感じずに生活する事ができる金額になります。
住宅ローンがあるから買うのを諦めるなどの会話が頻繁に起こると精神的にも苦しくなるので、借入限度額よりも返済可能金額に注目して住宅ローンを考えている方が増えております。

ライフプランとキャッシュフローを作成しよう

自分が将来的にいくらくらいの借入金額でしたら負担なく幸せに過ごせるのかを即答する事ができる方は皆無です。
その為、シミュレーションを行い自分がどのくらいの金額だったら返済できるのかをしっかりと考える必要があるのです。
その為に作成するのがライフプランとキャッシュフローです。
ライフプランはこれからの人生の希望やイベントを記入して作成します。例えば子供を二人欲しい、子供は両方とも私立、子供の結婚の時のお祝い金として200万円よういしたい、年に一回は実家のある北海道に旅行などありとあらゆるプランを書きだしてどの程度のお金が必要かを計算します。
キャッシュフローは、ライフプランを参考にどれだけお金がかかっているのかを算出する物です。実際に私立に通わせた時に必用になる金額であったり、車の購入金額、旅行の費用など考えられる部分を算出して、計算します。
キャッシュフローを算出する事によって、ある程度の返済可能金額が算出できますので住宅ローンの借入金額の参考にします。